
【#偏愛ルアー】まだ見ぬ新作を求めて。プロを夢見る男がたどり着いたスピナーベイトとは?(後編)
素人アングラーの偏愛ルアーについてとことん語るこの企画。
「わしも語りたいんじゃ!!」
「ウチのお気に入りこれやし」
我こそは、という偏愛ルアーをお持ちの方は
をつけて、いますぐ愛の深さをつぶやこう!
(前編をまだ読んでいない方はこちらの記事を読んでみてくださいね!)
スピナベもDAIWAも大好きなのにDAIWAのスピナベがいま一つ気に入らなかったRyo。そんな中、キラ星のごとく発表された新作「スティーズ スピナーベイト」は何がそんなに嬉しいのか?

集中しすぎて猫が登ってきても気づかないRyo

今からDAIWAの新作スピナーベイトへの期待を存分に語らせてもらいたいんですけど、このコーナー名「シン・旧DAIWAのスピナベ論」でどうっすか?

(絶対に某怪獣映画が好きなクチだなこいつ)
いいですけど…どうしてでしょう?

3つの意味があってですね…。
以前のDAIWAスピナーベイトに比べて全く新しいものである、という意味で新。
旧モデルのいいところはちゃんと押さえつつ、進化している、の進。
最後に、これはもう僕の想いなんですけど、どのスピナベよりも優れていると信じている、の信です。

熱すぎる。Ryoさん口から熱線でてませんか?

熱線はやめてください
シン・旧DAIWAのスピナベ論


ですね。確かに、今年はバスで攻めてきてるのか?という感じすらします。

その中で、ようやくリリースされたのが、新作のスピナベなんですよね。
でも多分ですけど、みなさんDAIWAのスピナベのイメージってないと思うんです。


例えばジャッカルのDOOONとかだと、ブレードの形とか、釣れたときの思い出とか、パッと出てくると思うんですよね。
じゃあ、聞きますけど、DAIWAのスピナーベイトで釣れた思い出ありますか???

…ないです!!!

いやもうね、ぼくからしたら歯がゆい限りですよ。
スピナーベイトもDAIWAも大好きやのに、なんでやねん!!っていう。

あ、今熱線吐いてますね。

すみません。つい。
そんなわけで、正直、DAIWAの新作スピナーベイトの予告を見ても、半信半疑だったんです。

なるほど。書いてあることと、実際の使用感が違うことって、どのメーカーさんでも割とよくありますもんね…

けど、ようやく来たこの瞬間、大好きなメーカーから大好きなルアーが新発表される瞬間、これをやはりこの目で確かめたい。
そう思った私の足は、フィッシングショーOSAKAへと向かっていました。


海を渡るRyoさん(イメージ)
突撃!フィッシングショーOSAKA

その中のバスのブースにたどり着くまでが一番大変でした。こんだけ人いたら、ゆっくり眺めたりもしてられへんなあと思いつつもたどり着いた先に、
ありました。新作の「スティーズ スピナーベイト」。

DAIWA公式サイトより引用 http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/lure/bass_le/steez_sb/index.html





死闘は1時間に及んだ





「このくびれからの、スカートの広がりがね…ええんですよ」

その分軽くなると、キャストしにくいという難点が出てきます。しかしそこは、樹脂タングステンという重い素材を使うことでカバーしてるんです。そして、スカートキーパーは大きめで、「ブレードの振動を最大限に伝達する」「フックを十分に隠すことができるので、バスに不信感を抱かせないまま、大きいフックを使える」という利点があります。

「スカートから見え隠れするこの鋭いフック…」

さらに、ブレードとワイヤーのつなぎ目、スイベルも一工夫入っていて…こうした工夫が、回転力抜群の極薄ブレードの振動を十分に活かしています。タンデムでもダブルでも、最高の振動がくるんですよね…

神は細部に宿る。エロはつなぎ目に宿る。

実際、現地でプロト段階のものを水槽ですーっと引かせてもらいまして。おおっ、これはええやん!ってなりました。もう最高でしたよね。全てがフュージョンしている。


もう、全てのスピナーベイトを過去にして欲しい。
これが最先端であって欲しい。
僕の思いです。

おわりに
冒頭は取材相手をゴジラに例えてイジるなどという余裕を見せたジョージでしたが、フィッシングショーでの出会い以降、もはや製作者が憑依したのではないかというレベルの猛熱弁に圧倒されてしまいました…。
そんなRyoさんがスピナベにハマったのは「自分が釣りを上達するヒントを与えてくれたこと」がきっかけ。心からの愛を注げる原体験があったことも、また興味深い。釣りへの愛がルアーへの愛を生んだのですね。
みなさんはどんなルアーがお好きですか?
Ryoさんに負けぬ愛をお持ちの方は、Twitterにてハッシュタグ
でつぶやいてみてくださいね。
注)この記事、完全にDAIWAさんのスティーズスピナーベイト推しまくりの記事なんですが、全く広告料はいただいておりません。ただ、変態なまでに一つのルアーに情熱をかける素人アングラーの熱い思いを届ける記事なのです。